Day 39

昨日、ゲームの世界大会を観戦していた。今までの日本代表ははっきり言って世界最弱でグループステージに進出するためのノックアウトステージの所で1勝できたら万々歳ぐらい弱かった。ところが今年の日本代表は一味違った。なんとノックアウトステージを1位で通過し、初のグループステージへの進出を決めた。今年はいけるかもしれない。日本のゲーマーはみんなそう思ったはずだった。

 

しかし、世界の壁は厚かった。昨日立ちはだかったのは世界大会を3度制し、伝説的プレーヤーがいるチームだった。もしかしたら勝てるかもという希望も打ち砕かれるほどの完敗。一方的な試合だった。たかがゲームかもしれないけど感傷的な気分になった。けどまだ日本代表にはチャンスはある。一回ボロ負けしたからといってそれで腐ったらダメだと思った。可能性で言えばほぼ0だけど期待せずにはいられない。

 

おそらく今年がダメならこのゲームのシーンは凋落の一途をたどるだろう。スタープレイヤーの高齢化、助っ人韓国人の兵役。意外とプロゲーマーの寿命は短い。多分一番強い日本代表。最後はどんな結果であれ俺はその結果を讃えたい。そう思った。

Day 38

今日はてるきにもらったチャリでサイクリングに出かけた。引っ越してからというもの家でじっとするのがあまり好きじゃなくなった。まだ自分の体は新居がホームだと認識していないんだろうか。20年住んだ家を離れたんだから当たり前か。

 

外は思ったより暑くてとても10月とは思えない。でも音楽を聴きながら走ると暑さや大腿四頭筋の悲鳴すらも心地よく感じた。最近はあまり聞かなかったcoldrain を聴くと体からやる気が出た。普段聴くとちょっと胃もたれするけどこういう時に聴くラウドロックは最高だ。今日の道は坂道が多かった。もちろん坂道を登っている時はしんどい。これは人生も同じなのかもしれないと思った。じゃあ逆に下り坂は楽だけど下がっていくことになるのか?こんな疑問が浮かんだ。

 

ブログを読み返しているとてるきの体重が800kgになっている記事を見つけた。お前どんだけ太っててん。

Day 37

 最近愛想笑いってめんどくさいなって思う。対して面白くもないことに場の空気を読んで笑うってなんか意味あんのかなって思う。それもスキルの一つかなって思ったりもするけどなんだか疲れる。

 

飲み会も楽しいけど飲み終わった後はあー時間無駄にしたなって思うことも多い。飲み会の9割の話は特に意味があったなって思うことはない。明日になればほとんどは忘れる。でも人はコミュニケーションを取らなければ生きてはいけない。そこにどう折り合いをつけるかが問題な気がしている。カートコバーンは偽りの自分を好かれるぐらいなら本当の自分を嫌われた方がいいと言っていた。そう生きたいけどそうできないのは俺の心の弱さなのか。

 

飲んだ後はこんな気持ちになることが多い。昔小説を読んだときに国語教師から青山くんは意味を求めすぎると言われたことがある。それは性格だからなおしようがないが、そんなこと考えずに何でも楽しーって言えたならどんな感じなんだろうか。

 

俺はすぐ顔にでるタイプだと自分で思う。興味の無い話をされても興味があるふりをすることは中々に難しい。どうやったらこれは身につくのだろう。

Day 36

今はコナンの映画を見てる。ベイカーストリートの亡霊。仮想世界のゲーム空間で謎解きをするやつ。ちょっと前にSAOっていうアニメが流行ったけどシステムはおんなじ感じでコナンの作者は時代を先取りしている。同じ青山として誇らしい。コナンの世界じゃ毎日殺人が起きて死体なんてみんな見慣れているのかもしれない。けど、現実世界で見るとなるとそうはいかない。

 

書くことじゃないかもしれないけどこの前家の近くのセブンで事件があった。ちょうど友達とラーメンを食べた帰りセブンによった時のことだ。駐車場にはこの辺りには珍しく大阪ナンバーの車が乱雑に止められてあった。大阪のやつガラ悪りーと思って運転席をちらっと見ると男がうなだれていた。口から血を流しながら。これ死んでる?と友達に聞くとたぶん?と返事が返ってきた。そうこうしている内に何台もパトカーや救急車が来て辺りがざわつくのに時間はかからなかった。あの男はどうしてこんな所で生き絶えたのだろうか。謎は残る。

 

自分はそういうことに対して耐性がある方だと思っていたけどそうではなかった。いざそういう場面に直面すると少し気持ちが暗くなった。その暗い気持ちを振り払うように全く関係のない男に手を合わせて俺たちはその場を去った。

Day 35

ブログを書くのはいつぶりのことだろうか。実に3ヶ月ぶりぐらいのことだ。今まで書こうと思ったことは何度かあったけどなんか違うんだよなーと思って消していた。なんだか納得がいかなかった。ただの日記だとしても。完璧より前進とは誰の言葉だっただろう。

 

今は海で本を読んでいる。波の爽やかな音、心地いいギターの音色がBGMだ。波風やBGMのおかげか暑さは感じない、どこか涼しささえ感じる。読んでいるのは高校の時に読んだことのある本だ。昨日ブックオフに行った時それが目に止まった。高校の時の自分と今の自分。感じるものは違うのだろうか。まだ序盤だからそれはまだわからない。

 

 

音楽というものは不思議だ。ただの空気の振動なのに激しさを感じたり物悲しさを感じさせたりする。どの時代でも音楽は欠かせないものだったのだろうか。少なくとも俺にとっては欠かせないものだ。退屈な日常でさえ彩ってくれる。ある歌手は音楽で生きる、じゃなくて音楽と生きているのさと語っていた。たしかに。

 

この海に来ると色んなことを思い出す。今思い出したのはうんこがしたくなって野糞をした奴のこと。どうやってケツをふいたんだろうか。永遠の謎だ。そいつはスマホを海パンに入れたまま飛び込んだりするようなやつだった。そしてそのスマホをレンジでチンして復活させようとしてた気がする。今思えば相当狂ってる。

 

そろそろひぐらしの鳴き声が聴きたい。

 

 

 

 

Day 34

 最近パズルにハマっている。パズルトゥギャザーっていうやつ。これのいい所は友達とできる所。しかもオンラインで無料。暇を潰すにはうってつけだろう。音楽を流してあーだこーだ話しながらやってるとすぐ時間が過ぎる。このパズルはピースを選ぶことができてこの前500ピースでやったら死ぬほど時間がかかった。その時俺は思った。そういえばパズルって一日やそこらで終わらせるものではなく何日かかけるものだって。ものの数時間でやり切ろうとするのが間違いだった。その時のパズルは自然の風景みたいなやつで山とかのピースが全部一緒に見えてゲシュタルト崩壊を起こしそうだった。完成した時はたかがパズルだけど妙に達成感があった。

 

一日で終わらせたくなるのはプラモデルも同じだ。すぐ完成させる人とゆっくり時間をかけてやる人がいると思う。ちなみにプラモデルとかはザクとかの量産型の方が渋いと思う。なんか泥臭いけどそこがいい。小さいときもドムとかゲルググとかを作った覚えがある。作っては動かして壊していたことを思い出す。自分の中では作って動かして壊すまでがプラモデルというものだった。今はもう壊さないけど。

 

また最近朝マックにハマっている。もちろん頼むのはソーセージエッグマフィン。これが一番うまい。昼にもおいて欲しいぐらいだ。この前一回レシピを見て自分で作ってみたけどやっぱり店のやつの方がうまい。味付けの問題とか色々あるんだろうか、難しい。料理で店の味って完璧に再現できるのだろうか。もしそれができたらシカゴで食べたクリームスピナッチを作ってみたい。アメリカにいったのも二年前?と考えると時が経つのは早い。こんなことを書いてるとフシヤミも食べたくなってきた。ヒバチステーキのフライドライスのやつ。日本に、できたら橿原に進出して欲しいと思う。

Day 33

隣人の声が気になって眠れない。男の電話する声がデカすぎて静かにしゃべれやと思っていたらなんと修羅場の真っ只中らしかった。男はしきりに他に男が出来たんやろと声を荒げている。奥さん?が誰か他の男の所にいるらしい。確か子どももいるはずだし結婚しているのは間違いないだろう。こんな間近で昼ドラのような展開が起こるとは誰が想像できただろうか。

 

そんなことを書いていると男の声は聞こえなくなっていた。代わりに聞こえてくるのは階段を上り降りする音、ドアを叩く音、インターホンを連打する音だ。奥さんが帰ってきたのだろう。別に知ったこっちゃないがなんかこっちまでバツが悪くなってくるからドタバタするのはやめて欲しい。男はどこかへ行ったのだろうか、はたまた女を締め出しているのだろうか。今はもうその音も聞こえない。

 

思い出すと今日バイト帰りにすれ違った時は仲良さそうにしてたのに一夜でこんなにこじれるんだから世の中何があるかわからない。事実は小説よりも奇なり。ここから何か隣人に大どんでん返しがあるかもしれないがそれは当人たちしか知る由はない。